ALSと青森で自由に生きる。

難病ALSになった30代女性が、地元青森県で自由に生きるための試行錯誤と実践を記す。制度等はあくまでも青森県の場合です。

ショートステイとは?

八甲田のむげっかわだばのれ雪降ってらな

(八甲田山の向こう側だとすごい雪降ってるね)

 

どうも、もっちーです。

 

私は9月から月に一度4泊5日のショートステイを利用しています。

利用することにした理由は2つ。

一つは病気の進行に伴い、同居人の介護負担が酷くなって日常生活に支障が出てしまったこと。

もう一つはヘルパーさんが援助に入る時間が足りなくなってきて、ショートステイでその分を浮かそうということです。

最初は行きたくないと思いましたが、現実を冷静に見ればこれも在宅で自由に暮らしていくための方法の一つだと思えるようになりました。

そしてまだ話せる段階から利用していくことで施設側も私を理解でき、この先進行してもも上手く対応してくれると思うので、良いタイミングで利用開始したなと感じます。

今では「出張」と呼んでいるくらい、仕事感覚の果たすべきモノ扱いです。

 

今日はこのショートステイについてのお話。

 

身体障害者ショートステイ

高齢者施設、つまり介護保険でもショートステイはありますが、私が利用しているのは障害者支援施設の短期入所(ショートステイ)です。

障害支援区分の判定を受け、受給者証に記載されている日数内で利用できます。

詳しくはこちらのサイトをどうぞ↓

短期入所(ショートステイ)

 

1日のスケジュール

大変規則正しい生活と思いきや、自由な部分もあります。

施設により特色があるので必ずしもこうではありませんが、今まで利用した施設のスケジュールはだいたい以下のような感じです。

 

6:00-6:30 起床

6:30-7:00 排泄、整容、着替え

7:00-8:00 朝食、歯磨き

8:30-9:00 水分補給

9:00-11:30 自由時間

11:30-12:30 昼食、歯磨き

12:30-14:00 自由時間

14:00-16:00 入浴やクラブ活動、水分補給、おやつ

17:00-18:00 夕食、歯磨き

19:00-19:30 水分補給、就寝準備

20:00以降 居室にて自由時間、就寝

 

適宜コールで職員さんを呼び、介助をしてもらったり、そのついでにお話したりもしますね。

全員で動く部分は決められた時間通りです。

居室では割とフリーなことが多く、時間を潰せる物がないと結構退屈かも。

私が利用した施設は個室でテレビ冷暖房完備でとても快適ですが、それこそ施設によっては大部屋(っていってもショート専用部屋)とかテレビがないとか、トイレがめっちゃ遠いとか多様ですね。

 

大変なこと

ショートステイ中、いくつか大変なこともあります。

様々な障害を抱える方が入所している施設にお邪魔するわけで…

いちばんは賑やかな方…いや、ハッキリ言うと大声、暴言、叫び声がたくさん聞こえてきます。

悪気がないので仕方ないことですが、慣れないですし、不意の大声にはワッ!!ってなります。

あとは職員不足な施設もあるということ。

夜勤一人で男性のみの所もありましたが、流石にそこはトイレ介助とか気まずいので行かなくなりました。

 

 

いかがでしたか?

ショートステイの雰囲気がなんとなく伝わりましたでしょうか?

今回の話は施設への短期入所でしたが、病院のレスパイト入院という方法もあります。

本人や介護の状態にあわせていちばん快適な方法を選びたいですね。

へばのー。