ALSと青森で自由に生きる。

難病ALSになった30代女性が、地元青森県で自由に生きるための試行錯誤と実践を記す。制度等はあくまでも青森県の場合です。

ユニバーサルデザイン服で着替えがラクラク

おばんです。

まめしくてらが?

なんも寝らいねくて困っちゅー(全然寝れなくて困ってますわ)

どうも、もっちーです。

 

今日はユニバーサルデザインの洋服をご紹介。

ブランド名はAlive‐アライブ‐

サイトはこちら→Aliveアライブ

代表の百澤さんはALSご遺族、デザインメンバーの皆さんはALS患者さんという、まさしくALS当事者によるALS当事者の為のブランドです。

Alive‐アライブ‐のユニバーサルデザイン服は
「自分でも着やすい」「介助者も着させやすい」「そのまま医療処置もできる」
当事者の想いをカタチにすることで、当事者も介護者もWIN-WINの関係になれる洋服です。(上記サイトより引用)

こんな患者や介助者ならではの着替えの困り事を解決してくれる、あっと驚く工夫が施された洋服を販売してくれています。 

 

私が着替えの時に困っているのは腕が上がらないため服の脇の辺りがもたつき気持ち悪いことです。

わかります?ピシッと着たいんです。シワやもたつきなく。

いやあ、服がよれてても着心地悪くても死なないですよ。

でもそういう細かなことって直せないと気になるんです。直せると気づかないんですよね。

というわけで、脇下がもたつかないで着替えられる服が欲しかったのです。

 

アライブさんでは

  • ベッド上でも着替えられる、前身頃・後ろ身頃が二枚に分かれるトップス
  • 座ったまま腕を上げなくても着替えられる、脇下ファスナー開閉トップス

の二種類のトップスがありまして。

後者私にピッタリじゃん!ということで購入いたしました。

 

じゃーん
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重ね着しても脇下がもたつかない!

洋服の仕組みはアライブさんの画像を拝借しまして…

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袖~脇~裾までの内側部分にオープンファスナーが付いている…!その他の部分にも目的別にファスナーあり。

マントのように頭を通して、袖口から腕を包んでファスナーを閉めればあら簡単☆腕を上げなくても着れちゃう!

この仕組み、すごいですよ。

裁縫に携わっていた身としては、工夫が凝らされたデザインに大興奮。ヨダレが。

ヘルパーさんに着せてもらった時には、ファスナーを閉めた瞬間二人ですごいすごーい!と大喜びでした。

本当に腕を上げなくても、介助者がヒョイと腕を浮かせるだけで着れちゃいます。

うちの不器用な同居人でも難なく出来た。これ重要。

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頑張って立ってみた図。

ウール生地なのでストンと落ちてラインが綺麗です。

ちなみにサイズ感ですが、私は身長163センチ、普段はLサイズを着用しておりますが、今回はM-Lサイズでほど良いゆとりがある感じでした。

 

着る側も着せる側もラクラクな服。

着替えに困難を感じている方、介助者さんに是非とも見てもらいたい!

次はどんなデザインが登場するのかな?と今から楽しみです♪

 

せばまだ~。